放射線科

放射線科では、病気の診断に主にX線(レントゲン)を利用してます。X線は、透過力が大きいという性質があり、体を透過したX線を検出して身体の中の様子を画像として撮影し身体の内部などを調べることが出来ます。

放射線科では撮影する機器は、下記の種類があり、それぞれの特徴も違います。

一般撮影装置

X線(レントゲン)を利用して写真撮影を行います。

胸部・腹部・骨の撮影などを行う一般的な撮影です。一般撮影は、CTやMRIなどに比べると撮影時間も短く、救急時などは、すばやく全体を撮影できる検査です。

多目的透視装置・心カテ装置

胃・大腸や血管など撮影する装置です。一般撮影と同じX線を利用してますが少量のX線を出してビデオカメラのように画像を動画でリアルタイムで見ることが出来ます。

 

乳房X線撮影装置

乳房X線撮影装置でマンモグラフィーとも呼ばれています。乳房の大部分は乳腺と脂肪組織で構成されているためエネルギーの低いX線を利用して撮影します。撮影の際は乳房を圧迫して撮影しますが、圧迫することによって乳房の厚さを均一になりボケなどの少ない画像を撮影します。また、被ばく線量を軽減することにもなります。

骨塩定量装置

骨塩定量は、微弱なX線を当てて前腕部分の骨から骨量を測り年齢相応の骨の強度をもっているかを調べます。5分ぐらいの撮影で結果までが分かります。

X線CT

CTとは、身体の撮影断面に多方向からX線ビームをあてて、透過したX線の分布をコンピュータで計算して画像化します。現在当院では、64列マルチスライスCTを使用して撮影してます。64列マルチスライスCTとは、同時に64列の断層画像が収集可能で、高精細の画像が短時間で広範囲の撮影を行うことができます。高速でありながら高精細で撮影できる為、従来のCTでは評価できなかった心臓検査や血管の立体構築も行えるようになりました。

CT腹部AX_800
CT腹部血管_800
CT心臓_800
CT心臓解析_800
CT脂肪解析_800

MRI

当院では、GE社製Signa Creator 1.5Tを使用して撮影を行っています。

MRIとはMagnetic Resonance Imagingの略で、強い磁石と特殊なラジオ波(電波)の力により体の中の断層写真を得ることが出来ます。人体は、多くの水からなりたっており 水は、水素原子含んでいます。その水素原子はそれぞれに小さな磁場を持っており強い磁場に置かれると水素原子の磁場方向がそろいます。この状態で特定の周波数を持ったラジオ波を照射すると水素原子はラジオ波と共鳴して信号を出します。この信号を受信して画像にします。撮影に数十分かかるため体動が激しい部位や動いてしまう患者様には不向きです。

MR頭部T2_800
MR頭部A_800
MRテンソル_800