臨床研究 「遠隔映像配信システムを用いた心血管インターベンションの実際と安全性」について
神栖済生会病院内科では、標題の臨床研究を実施しております。
本研究は、当院の倫理委員会の承認を得ています。
本研究に関する問い合わせ、または研究への参加を希望しない場合は、担当者までご連絡を
お願いいたします。本研究の概要は以下のとおりです。
研究の目的
本研究の目的は、筑波大学附属病院との間での遠隔映像配信システムを用いた遠隔診療支援下の
心血管インターベンションについて、臨床での実際の運用と実績、安全性について検討します。
研究の対象
2017年9月5日から2018年6月30日の間に、神栖済生会病院で冠動脈ステント留置術ならびに
カテーテルアブレーションを受けた患者さんが研究対象となります。
研究方法・期間
対象の患者情報を後方視的に評価するコホート研究であり、研究期間は倫理委員会承認後から
2019年12月31日までとしております。
本研究のために新たな検査、治療法が追加されることはありません。また、データは匿名化する
ことで個人情報は消去します。情報が外部に漏れないように厳重に管理、保管し、研究成果が
公表される場合にも個人が特定されないように取り扱います。 通常の診療で得られた過去の内容
のみを使用する研究ですので、患者さん一人ずつの直接の同意はいただかずに、この文書の公開
掲示による患者さんへのお知らせをもって実施されます。患者さんにおかれましては、研究の
趣旨をご理解頂き、本研究へのご協力を賜りますようお願い申し上げます。
研究に用いる試料・情報の種類
過去の診療記録から下記の項目を調査します。
・基本項目:性別、年齢、診断名、既往歴、手術日、手術時間、透視時間、合併症の有無、
退院日など。
・検査・治療所見:血管造影室全体の様子、心電図および透視画像など。
共同研究機関からの試料・情報の提供
共同研究機関である筑波大学附属病院から当院データセンターへのデータの提供は、
特定の関係者以外がアクセスできない状態で電子的配信により行います。
対応表は、各共同研究機関の研究責任者が保管・管理します。
研究組織
主導研究機関・研究責任者: 神栖済生会病院内科 花岡 大資
利益相反について
臨床研究における利益相反とは「主に経済的な利益関係により、公平、公正、中立的な立場での
判断が損なわれる、または損なわれるのではないかと第三者から懸念が表明されかねない事態の
こと」を指します。
研究資金は病院が運営する研究資金です。本研究に関わる全ての研究者は、利益相反はありませ
ん。本研究における利益相反は、当院の利益相反委員会および倫理審査委員会で適切に審査を
受けています。
お問い合わせ先
本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。また、患者さんや
ご家族(ご遺族)が本研究への参加を希望されず、試料・情報の利用又は提供の停止を希望される
場合は、下記の問い合わせ先へご連絡ください。すでに研究結果が公表されている場合など、
ご希望に添えない場合もございます。
研究責任者・問い合わせ連絡先:神栖済生会病院 内科部長 花岡 大資
住所:〒314-0112 茨城県神栖市知手中央7丁目2−45
電話:0299-97-2111
FAX:0299-97-2134
問い合わせの対応可能時間:平日9時から17時まで