厚生労働大臣が定める掲示事項

 当院は、厚生労働大臣が定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です。

入院基本料について

3階病棟
3階病棟は、入院患者7人に対して1人以上の看護職員を配置し、交代で24時間勤務を行っています。
時間帯で看護職員の配置が異なります。
8時30分~17時30分
入院患者7人に対して看護職員1人以上
17時30分~8時30分
入院患者12人に対して看護職員1人以上
入院患者31人の場合、1日14人以上の看護職員が勤務しています。
朝8時30分~17時30分まで、看護職員1人あたりの受け持ちは4人以内です。
17時30分~翌朝8時30分まで、看護職員1人あたりの受け持ちは11人以内です。
(入院患者数は、昨年度の平均入院患者数です。)
また、入院患者50人に対して1人以上の看護補助者を配置しております。
時間帯ごとの配置は次の通りです。
8時30分~17時30分
入院患者50人に対して看護補助職員1人以上
17時30分~8時30分
入院患者50人に対して看護補助職員1人以上

4階病棟
4階病棟は、入院患者7人に対して1人以上の看護職員を配置し、交代で24時間勤務を行っています。
時間帯で看護職員の配置が異なります。
8時30分~17時30分
入院患者7人に対して看護職員1人以上
17時30分~8時30分
入院患者12人に対して看護職員1人以上
入院患者35人の場合、1日15人以上の看護職員が勤務しています。
朝8時30分~17時30分まで、看護職員1人あたりの受け持ちは4人以内です。
17時30分~翌朝8時30分まで、看護職員1人あたりの受け持ちは12人以内です。
(入院患者数は、昨年度の平均入院患者数です。)
また、入院患者50人に対して1人以上の看護補助者を配置しております。
時間帯ごとの配置は次の通りです。
8時30分~17時30分
入院患者50人に対して看護補助職員1人以上
17時30分~8時30分
入院患者50人に対して看護補助職員1人以上

入院診療計画、院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策、栄養管理体制について

当院では、入院の際に医師をはじめとする関係職員が共同して、患者に対する診療計画を策定し、入院後7日以内に文書によりお渡ししています。また、厚生労働大臣が定める院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策、栄養管理体制、意思決定支援及び身体拘束最小化の基準を満たしています。

入院食事療養に関する事項

当院は、入院時食事療養(Ⅰ)の届出を行っています。
当院では、管理栄養士によって管理された食事を適時適温で提供しています。(朝食8時頃、昼食12時頃、夕食18時以降)
入院時食事療養費の標準負担額
一般(70歳未満)前期・後期高齢者標準負担額(1食につき)
一般一般510円
低所得者低所得者Ⅱ過去1年間の入院が90日以内240円
過去1年間の入院が90日超190円
該当なし低所得者Ⅰ110円

医療DX推進体制整備加算について

当院は令和6年度の診療報酬改定に伴う医療DX推進体制整備加算について以下の通り対応を行っています。
  1. 診療報酬明細書(レセプト)のオンライン請求を行っています。
  2. オンライン資格確認を行う体制を有しています。
  3. オンライン資格認証を利用して取得した診療情報等を、診療を行う診察室等で医師が閲覧または活用できる体制を有しています。
  4. 電子処方箋の発行体制を令和7年7月に導入予定です。
  5. マイナンバーカードの健康保険証利用に関して、一定程度の実績を有しています。
  6. 医療体制推進の体制に関する事項および質の高い診療を実施するための十分な情報を取得・活用して診療を行うことについて、院内及びホームページ上に掲載しています。
  7. マイナポータルの医療情報等に基づき、患者さんからの健康相談に係る相談に応じています。

医療従事者の負担軽減及び処遇改善計画

当院では、医師を含む医療従事者の働き方・負担軽減に向けた体制を整備するため以下の計画に取り組んでいます。
  1. 医師業務の負担軽減
    1. 医師事務作業補助者の活用
      • 各種書類作成の補助(診療情報提供書・入院診療計画書・退院サマリー等)
      • 診療録代行入力
      • 外来業務の負担軽減(逆紹介の推進・院外処方の推進・地域連携の強化等)
    2. 多職種連携
      • 医師以外の職種(薬剤師・診療工学技士・理学療法士・特定行為認定看護師など)による処置や業務支援
    3. 勤務間インターバルの確保
      • 宿直翌日の休暇時間取得により確実な勤務間インターバルを確保する
  2. 看護業務の負担軽減
    1. 業務量の調整
      • 看護業務の簡素化・電子化の推進
      • 認定看護師や特定行為認定看護師を活用した業務量の配分調整
    2. 看護職員と他職種との業務分担
      • 他職種(看護助手・薬剤師・検査技師・放射線技師・臨床工学技士・理学療法士など)によるタスクシフト・タスクシェアの推進
      • 看護補助者の配置による看護職員の負担軽減(看護補助者の業務整理と体制の再構築)
    3. 多様な勤務形態の導入
    4. 妊娠・子育て中、介護中の看護職員に対する拝領
      • 院内保育所設置(夜間保育推進・病児病後児制度活用)
      • 夜間勤務の免除制度
  3. 全職員に対する処遇改善
    1. 産休・育休、介護休暇等の充実
    2. 専門・認定・特定等の資格取得、学会・研修会参加への支援
    3. 福利厚生の充実(年休取得率向上、ノー残業デーの設定など)
  4. 職員に対する取組の周知
    1. 運営会議における情報の周知
    2. 院内掲示板における情報の周知

後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用促進

当院では、厚生労働省の後発医薬品の方針に従って、後発医薬品を積極的に採用しています。これにより、患者負担の軽減、医療保険財政の改善に貢献しています。
後発医薬品の採用にあたっては、品質確保・十分な安全情報の提供等、当院の定める条件を満たし、有効かつ安全な製品を採用しています。
なお、医薬品の共有が不足した場合は、医薬品の処方等の変更等に関して対応可能な体制を整備しています。

一般名処方について

当院では、後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みなどを実施しています。
現在、一部の医薬品について十分な供給が難しい状況が続いています。
当院では、後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分を元にした一般名処方(一般的な名称により処方箋を発行すること)を行う場合があります。これにより、一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者さんに必要な医薬品の提供しやすくなります。
一般名処方について、ご不明な点等がありましたら当院職員までご相談ください。

明細書発行体制について

当院では、医療の透明化や患者さんへの情報提供を積極的に推進していく観点から、領収書の発行の際に個別の診療報酬の算定項目のわかる明細書を無料で提供しています。
明細書は、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されるものです。
公費負担医療等で、医療費の自己負担のない方についても明細書を発行しております。
明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にお申し出ください。

院内トリアージについて

当院では、院内トリアージを実施しています。
院内トリアージとは、診察前に医師又は看護師が症状を伺い患者さんの緊急度を判断し、より早期に診察を必要とする患者さんから優先して診察する仕組みです。
これにより、診察は受付順とはならない場合がありますのでご理解・ご協力をお願いします。
このことについて、当院では院内トリアージの実施基準を定め、見直しを定期的に行っています。
また、院内トリアージの実施について説明を行い掲示にて周知しております。
実施にあたっては、医師または救急医療に関する3年以上の経験を有する看護師が配置されています。

禁煙外来のご案内

当院では、ニコチン依存症管理料の届出を行っており、禁煙のための治療的サポートをする禁煙外来を行っています。
保険適用につきましては、一定の要件があります。また、料金は保険適用の可否、診療内容で変わります。
詳しくは受付またはお電話でお問合せください。

在宅緩和ケア充実診療所・病院加算について

当院では、積極的に在宅での緩和ケア診療に取り組んでいます。その実績が認められ在宅緩和ケア充実診療所・病院加算を取得した施設となりました。
在宅緩和ケア充実診療所・病院加算とは、機能強化型の在宅療養支援診療所・在宅療養支援病院で看取り、緊急往診、麻薬使用等に十分な実績があり、緩和ケア・看取りの経験をしっかりと積んだ常勤医師が配置されている医療機関を評価した加算です。
※在宅看取り実績 32名(令和6年4月~令和7年3月)

在宅医療情報連携について

当院では、ICTツール(メディカルケアステーション=MCS)を用いて、他の医療機関・関係事業所と患者さんの医療・ケアに関する情報を共有しています。
これにより、患者さんの情報提供がスムーズとなり、今まで以上に患者さんに寄り添った医療サービスを提供できると考えています。
現在、主に下記連携機関と情報共有をしています。
連携機関の名称連携機関の種類
ふくふく神栖居宅支援事業所
ふくふく神栖定期巡回随時対応型訪問介護・看護
ふくふく神栖訪問看護ステーション
訪問看護ステーションSUN訪問看護ステーション
リハビリ訪問看護ステーションNEXTかとり

訪問看護ステーション

白十字会訪問看護ステーション訪問看護ステーション
神栖訪問看護ステーション訪問看護ステーション
カシマクオリティーライフ指定居宅介護支援事業所居宅介護支援事業所
ケアプランセンター喜多村居宅介護支援事業所
ケアプラン碧の空居宅介護支援事業所

こころ訪問入浴介護センター

居宅介護支援事業所
多機能型重症児すいんく児童発達支援事業・放課後等デイサービス
訪問看護ステーションケアプラスかみす訪問看護ステーション
リハビリデイサービスケアプラスかみす通所介護事業所
居宅介護支援事業所ケアプラスかみす居宅支援事業所
神栖ケアサポート居宅介護支援事業所居宅支援事業所
ウエルシア薬局神栖知手中央店居宅支援事業所
ウエルシア薬局神栖波崎店保険薬局
ウエルシア薬局神栖掘割店保険薬局
ウエルシア薬局神栖若松店保険薬局
あい薬局保険薬局
アイン薬局神栖店保険薬局
そうごう薬局神栖店保険薬局
茨城県立こども病院保険医療機関
かみすメディカルクリニック保険医療機関
永木外科胃腸科医院保険医療機関
かしまなだ診療所保険医療機関
大野診療所保険医療機関
にへいなかよしクリニック保険医療機関

外来腫瘍化学療法診療料1について

当院の化学療法は、医師、看護師、薬剤師等の多職種が連携する体制をとっています。
外来化学療法を実施している患者からの電話等による緊急の相談等に24時間対応できる連絡体制が整備されています。また、急変時等の緊急時に入院できる体制が確保されています。
実施される化学療法のレジメン(治療内容)の妥当性を評価し、承認する委員会を開催しています。

保険適用外の自己負担金について

当院は、保険適用外となる下記の事項について、その使用に応じた料金のご負担をお願いしています。
.
1 特別療養環境室(差額病床室)
区分1日の料金(円・税込)室番号
特別室22,000301 302
個室8,000

302 303 305 306 320 327 328

330 331 332 333 335 336 340 341

406 407 408 425 428 430 431 432

2 文書料(法令に基づき無料で交付すべきものを除く)

診断書名料金(円・税込)
診断書(会社、学校提出用)3,300
診断書(警察提出用)

5,500

診断書(第三者行為)11,000
入院証明書・診断書(保険会社提出用)5,500
自賠責診断書5,500
自賠責明細書3,300
後遺障害診断書7,700
身体障害者診断書・意見書7,700
国民厚生年金診断書7,700
新規特定疾患治療・研究診断書7,700
継続特定疾患治療・研究診断書3,300
証明書1,100
アフターケア(更新)3,300

3 予防接種料金(任意)

予防接種ワクチン名料金(円・税込)予防接種ワクチン名料金(円・税込)
BCG11,000肺炎球菌(ニューモバックス)8,800
3種混合5,500肺炎球菌(プレベナー)12,000
2種混合5,500子宮頸がん(ガーダシル)15,000
4種混合11,000子宮頸がん(シルガード)33,000
5種混合18,000ヒブ8,800
MR混合11,000ロタ14,000
麻疹6,600A型肝炎9,900
風疹6,600

B型肝炎

6,600
日本脳炎7,700破傷風5,500
ムンプス(おたふく風邪)7,700髄膜炎33,000

インフルエンザ(一般)

4,500

4 その他の自費料金

項目料金(円・税込)備考
X線画像 CD-R1,650診療情報提供書の場合は無料
付き添いベッド貸出7701日につき(ふとん等クリーニング含む)
付き添い食右記朝食495円、昼食660円、夕食660円
透析食660
エンゼルセット15,000
AiCT14,700
おむつ右記紙おむつ50円、パンツ型おむつ200円 *1
診察券再発行代200
入院中の理髪料-理髪店へ直接お支払い *2
 *1 おむつ、入院セット代については、当院業務委託先((株)柴橋商会)へ直接お支払いをお願いしています。
 *2 理髪料金等の詳細は、入院している病棟で直接ご確認ください。

5 食事療法標準負担額

入院時食事療法及び生活療法の食事の提供は、管理栄養士により行われ、年齢、症状によって適切な栄養量及び内容で、適時かつ適温で行われています。1日3食を限度に料金を算定します。

項目金額
一般1,530円(510円/1食)
低所得Ⅱ720円(240円/1食)
低所得Ⅰ330円(110円/1食)

6 選定療養費

別に厚生労働大臣が定める方法により計算した入院期間が180日を超えた日以降の入院及び療養に伴う看護料として、診療負担額のほかに下記の金額が、ご本人様の負担となります。

項目金額
一般病棟入院基本料2,783円/日 …急性期一般入院料1の基本点数の15%相当
ただし、以下の状態にある患者さんの場合は、通算入院期間が180日を超えても選定療養費の自己負担の対象とはなりません。
  • 厚生労働大臣が定める難病に罹られている方
  • 重度の肢体不自由者
  • 脊髄損傷等の重度障害者
  • 悪性新生物に対する腫瘍用薬の投与により集中的な入院を要する場合
  • ドレーンまたは胸腔・腹腔の洗浄を実施している状態
  • 人工呼吸器を使用している方
  • 週2回以上の人工透析を実施している方
  • 末期の悪性新生物に対する治療をされている方
  • 呼吸管理をされている方
  • 頻回な喀痰吸引を必要とする方
  • 15歳未満の方

ご不明な点は、各病棟担当者または受付までお問合せください。