熱傷・化学熱傷

2.熱傷・化学熱傷
 やけどには熱湯や火など高温が原因で生じる熱傷と化学薬品などによる化学熱傷があります。
 やけどでは受傷してから早めに治療を開始した方が傷がふさがるまでの期間が早いことが多々あります。基本的に軟膏などの外用薬などによる治療が主体となりますが、傷がふさがるまでの期間はやけどの深さや部位により異なります。
 高温の物体などによりやけどした場合は、受診するまでの間やけどした部分を冷水などで冷やすようにしてください。やけどしたあと適切に冷却等されなかったやけどは、時間がたってからやけどが深くなることがあります。また、アロエなどを用いた民間療法も知られていますが、やけどしたところに雑菌がついて感染などを起こし、やけどが深くなることがあります。感染したやけどは治るまでの時間が長くなり、やけどあとの引きつれが生じることもあるので絶対に避けるようにしてください。
 尚、全身の治療が必要な広範囲熱傷については当院ではマンパワーが不足しており対応できないため、他院での治療をお願いしております。やけどで受診をご希望の方は、一度当院に対応可能かご連絡(電話:0299-97-2111)をお願いいたします。
*周辺企業の方へ
 化学薬品などでのやけどで受診を希望される場合も、一度当院へご連絡(電話:0299-97-2111)をお願いいたします。薬品の種類ややけどの程度によっては他院での対応をお願いすることがあります。薬品により対応が異なるため、可能な限りやけどの原因となった薬品をお知らせください。

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