形成外科で手術を受けられる方へ

　当科では受診当日の手術は行っておりません。当日手術を希望して受診されても、手術予約がなければ対応できませんのでご注意ください。

　また、特に粉瘤（皮膚の下のできもの）の方は、腫瘍が炎症（赤くはれる・膿が出る・痛くなる）を起こした場合、摘出手術の予定は延期となります。特に、手術の日程が決まってから気になって触ってしまい、手術が近くなってから炎症を起こしてしまうケースが多いようです。皮膚の下のできもので受診される方は意識して自分で絞ったり、触ったりしないようにご注意ください。また、手術を予定している部位で手術前に赤く腫れたり、膿が出るなどした場合は一度当院にご連絡ください。

　手術を受けられる方は術前にあらかじめ以下の検査を受けていただいております(診断のための画像検査とは別の扱いです)。手術の予約と説明を受けた後に検査を受けていただいております。

基本的に各種検査の有効期間は1か月とお考え下さい。

局所麻酔：採血(B型肝炎・C型肝炎のスクリーニング検査含む)

全身麻酔：採血(B型肝炎・C型肝炎のスクリーニング検査含む)・呼吸機能検査・胸部レントゲン検査・心電図検査

※全身の状態によっては、心臓エコーなどの追加検査を行うこともあります。

　全身麻酔による手術を受けられる方は手術予定日の2週間以上前までに麻酔科外来（火曜・木曜9:00～11:00　完全予約制）を受診した頂く必要があります。麻酔科外来の予約は手術の日程が確定した後、医師からの手術説明の際に取得しております。

　水曜日午前中(10：00頃)から入院、木曜日手術、金曜日または土曜日の退院となります。入院後の退院日延期は他の手術予定などで治療が必要な方が入院できなくなってしまうためできません。ご理解をお願いいたします。

　顔：約4−7日

　手のひら・足の裏：２週間前後

　その他：約10−14日

　※ただし、抜糸に要する日数は目的や全身の状態・内服薬など様々な要因によって左右されるため手術した医師が適切な抜糸時期を判断し、患者さんと相談します。