お知らせ

2020.08.21

筑波大学附属病院 感染症科 教授 人見先生をお招きし院内の感染対策を確認していただきました。

 新型コロナウイルス感染拡大の中、当院では日々院内の感染対策を行っています。現在の当院の対策に問題はないか、筑波大学附属病院 感染症科 教授 人見重美先生と感染管理認定看護師の堤さんをお招きして、院内を確認していただきました。

 当院の感染対策確認として、基本的な感染対策はできているとのご評価と、以下のコメントをいただきました。

4B病棟

      

・これからのコロナ陽性患者受け入れ準備は十分に考えられています。(陰圧室の整備等)
・ゾーニングは大切であり、レッドゾーンの在り方は再検討の余地がありました。(前室の考え方、不潔物の取り扱い方等)
・ナースステーションはゾーニング内に設置改善すべきとご指摘いただきました。

救急外来

(発熱外来)

・空気の流れは問題無く、換気も良く、待合室での配置も問題ありませんでした。
・コロナ陽性疑いの患者さんの病棟への入室ルート(エレベーターの利用も含め)に問題ありませんでした。
・救急外来の対応にはフェイスシールドは必須であるとご指摘いただきました。
検査室
・抗原迅速検査時の綿棒は、患者さんの検体を取ってすぐに液に浸したほうが良いとのことでした。検体からの液が検査技師にかからない工夫は重要であるとご指摘いただきました。
職員
・コロナ陽性疑いの患者さんの対応をして、防護具を外した後はクリーンであるため、通常の行動に問題はありません。

 今後はご指摘いただいたことを改善し、ご来院いただく皆様に安心して治療に専念できるよう、これからも感染症対策を引き続き継続していきます。

ゾーニングpic1
ゾーニングpic3